皆様へ
平成27年9月24日に,L1教室で,来年度の最終合格に向けて,不合格を経験した本年度の合格者の体験談を聞く会(第2期リスタートの会)を開催しました。
本年度合格者6名にチューターとして出席を頂き,28名の修了生が参加しましたが,何がいけなかったのか,どうすればよいのかを具体的に語って頂きました。とても参考になる話しが多くありましたので,広くお知らせしたくアップしました。
チューターの皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
(チューターの体験談-抜粋-)
どれだけ勉強をしても,採点されるのは答案のみ,努力したのには言い訳にならない。結果が全てとなる。それを踏まえて,自分の勉強と冷静に分析すると,受かるために何を書くべきか,何が求められているかをあまり考えておらず,漫然と書いていた。評価あされる答案の具体的イメージがなく,結経,何を何のためにどのようにかくべきかというそもそもの書くの準備が足りなかった。これは知識の問題ではない。
再現答案を,合格者はや弁護士アドバイザーに見てもらったが,何が言いたいのか内容が伝わってこないと指摘を受けた。
漠然と目標を設定し,勉強していたが,各科目で目標とすべき点数を明確に設定して,クリアするには何が必要かを考えた。ベストなものを揃える必要はなく,全科目でそこそこのものを揃えばよい。事前に準備して覚えておくべきこととその場で考えなければならないことを意識して分け,前者を確実にするよう心がけた。
今やっていることで,自分は如何なるスキルを上げたいのかを,常に意識した。
不合格の年は,論文の出来に,主観的手応えと点数の乖離が相当あった。論点をはずしていたとは思わなかったので,文章から伝わっていないと考えた。
規範,事実認定,あてはめを明確にすることを意識し,その素材として,下級審判決で判決文がどういう構成で,どういう言い回しをしているのかを徹底しておこない,事実認定のやり方,事実評価のやり方を盗んだ。
今年は,不合格の年の失敗がフラッシュバックし,パニックになり十分に書けなかった科目もあった。しかし,昨年の経験から試験日程での感情の動きの感覚が見えていたことから,仕方ない,明日につなげるしかない,もう少しで終わると自分を奮い立たせることができた。プレッシャーは,昨年の比ではないと覚悟しておく必要がある。他方,現役に対しては,1年のアドバンテージがあると余裕を持つ面もあった。
でないであろうと直近の過去問,特に択一,をやらなかったが,類似問題があった。勝手な判断をしないで,過去問は前年度の分を含めて,満点が取れる自信をもてるまでやっておくべき。
予備校に功罪あることは間違いない。受かるだけいい,60点の答案でいいのであれば,何も言わないが,上位合格を目指すのであれば,予備校に頼り切ることはマイナス面もある。同じ内容の同じような調子の答案が抜きんでることは至難の技。そこから自分の努力で,出題意図を的確に捉えたセンスのある答案を作成することが必要。
択一落ちだったので,論文が採点されず,敗因の分析ができなかった。同じ不合格でも論文がどう評価されるのかの手応えがなく,次年度の対策が非常に難しかった。仕方なく,再現答案を合格者や不合格者にも見せ,意見をもらった。択一は早い時期から自信が持てるまで準備をしておくべきだったというのが反省点。過去問を直前まで取っておこうなどと思わないこと。
過去問の問題文をもう一度見返し,公表されている出題趣旨と採点実感をよく読んで,出題者が受験生に何を求めているのかを理解するよう心がけた。
リハビリには時間が掛かると覚悟しておいて欲しい。真剣に取り組んだほど,ダメージは深い。年内は,勉強時間も少なく,ペースが戻らなかった。
学内成績は良かったので,根拠のない自信があり,調子に乗っていたのが最大の敗因。謙虚に臨まないとしっぺ返しを食らう。