私は修了生の松永充博と申します。私が参加していた知的財産のゼミで次のようなやりとりをしていました。文章作成能力を考えるのに参考になると思い転送します。長いやりとりなので、5回くらいに分けて転送します。
尚、登場する野口君は群馬県出身の法学部3回生です。青江は青江先生 です。特筆すべきは、このやりとりの真の目的である文章作成能力向上は、やりとりの当初は全く触れられてなく、やりとりを通じて学部生が学んで いる点で、自分も大変分かりやすく学べたと思っています。
では、転送します。
第一回
ゼミ生&OB各位
10月6日から毎日の3回生ラインでのやりとりを時系列に並べます。 お楽しみあれ。
記
青江 「野口!登利平の鳥肉弁当って知ってる?食べたことある?」
野口 「食べたことあります。好きです。」
青江 「宣伝してご覧。」
野口 「分かりました。」
野口 「登利平は群馬県民に愛されている老舗です。主に弁当と惣菜を販売しています。 その中でも最も人気があるのが「鳥めし竹弁当」です。秘伝のタレのついた薄切り鶏肉が、ご飯が見えないくらいにしきつめられています。」
青江 「うーむ 可も無し不可もなし65点 もっと、食べたくなるようにやってご覧。」
野口 「登利平は群馬県民に愛されている老舗です。主に弁当と惣菜を販売しています。その中でも最も人気があるのが「鳥めし竹弁当」です。秘伝のタレのついた薄切り鶏肉が、ご飯が見えないくらいにしきつめられています。ご飯にも秘伝のタレが染み込みお肉をめくると黄金色に輝くご飯が顔を見せます。お肉だけでももちろん美味しいですがご飯とお肉を一緒に食べた時のハーモニーは最高です。」
第2回
青江 「「色」が入ったので+5点で70点、しかし、前回と同じ視点です。
異なった視点をいれましょう。少なくとも3つ違った視点がはいります。」
野口 「登利平は群馬県民に愛されている老舗です。主に弁当と惣菜を販売
しています。その中でも最も人気があるのが「鳥めし竹弁当」です。
秘伝のタレのついた薄切り鶏肉が、ご飯が見えないくらいにしきつ
められています。ご飯にも秘伝のタレが染み込みお肉をめくると黄
金色に輝くご飯が顔を見せます。お肉だけでももちろん美味しいで
すがご飯とお肉を一緒に食べた時のハーモニーは最高です。
パッケージを剥がしてフタを開けた瞬間、鶏肉の匂いと秘伝のタレ
のなんとも言えない、食欲をそそる香りが鼻をつきます。
そして箸で肉とご飯をはさんで口に運んびます。
歯で咀嚼すると鳥肉の繊維、1つ1つがほぐれていてご飯と絡み、
今まで体験したことないような食感を演出します。
また鶏肉とご飯以外の漬物も絶妙な存在感を示しています。
ちょっとご飯と鶏肉に飽きた時にちょうどいいアクセントとなります。」
青江 「まだまだ!なぜなら、全体の大きさ、価格、どんな味などが抜けている。
更に、項目別の題がないから、読む気がなくなる。書けば良いわけでは
ない。 従って、まだ70点です。
案外難しいでしょう!1番大切なことは何でしょう?それは野口君
が仲間に食べさせたい思いの表現です。店の説明どの程度必要ですか?
その説明と弁当の順番は?味は甘いの辛いの?塩味?タレのベースは?
いつ食べるの?食べた後は?量は?幾つも食べるの?食べる年代は?
男女は?その理由は?さて、表現のバランスはどうですか?宣伝なんで
すよ、レポートや説明文ではないのです。これが分かると答案、レポート、
パワーポイント、手紙などの書き方が、各々異なることが分かるです。
つまり答案なら要件、条件、事実をキチンと記載しなければならない
ことにも通じるのです。試験官に伝わる書き方があるのです。」
第3回
青江 「高がお弁当の宣伝文と始めたら、頭が痛くなる程に大変でしょう。ここで極意、秘伝を教えましょう。どのような種類の文章であれ一緒です。
頭に浮かんだ言葉を、『論理、律動、韻を考え、組合せ、練り合わせ、削り込む』のです。
これは大変な知的作業なのです。だから、自分の文に責任と誇りを感じるのです。だから、人の文章には敬意を持って真摯に読むことが礼儀なのです。これが社会人基礎力であるのです。 さぁ、野口!完成させてみろ!」
野口 「登利平群馬県民誰もが知っているお弁当の老舗。群馬のお弁当と言ったら、登利平かだるま弁当、釜めしぐらいです。町内会のイベントで昼食として出てくるとみんなのボルテージはマックスになるくらいみんな大好き。上毛かるたぐらい大好きです。言ってしまえば、群馬県民は「ゆりかごから墓場まで」登利平にお世話になっちゃうんですね。もし登利平を知らないといったら、もぐりと扱われてもおかしくないくらい有名です。数ある商品の中でも最も人気があるのが「鳥めし竹弁当」です。
登利平の弁当はおなじみの看板を掲げている店頭に行かないと買えないんです。スーパーなどには売っていないからこそのプレミア感というのもたまりませんね。竹弁当の値段はなんと!
500円玉1枚!?
では買えないのですが500円玉と100円玉2枚あれば買えます!
味はぜひ群馬県に行って、実際に食べてみてください!と言いたいんですが、説明しましょう。お弁当の名前にもありますが、ご飯の上に味のついた鶏肉がのっています。鶏肉一枚一枚は厚くはないのですが、ご飯の上に二重、三重にのっているので、めくってもめくっても全然ご飯にたどり着けないんです。それはまさに義理人情に厚い群馬県民を表現しているようですね。パッケージを剥がしてフタを開けた瞬間、芳潤な香りが広がります。鶏肉は秘伝のタレで味付けされてさており、秘伝のタレは醤油ベースの味になってます。そして何と言ってもこのタレがご飯にも染み込んでいて黄金色に輝き、、最高においしいいいんです。
ク??。
思わず唸っちゃいます。
忘れてはいけないのが添えてある漬物です。鳥めしが少々、濃い味なので、ワンクッチョン挟んで休憩したいなという時に、素晴らしい働きをしてくれます。
ただ1つ残念なことに登利平は群馬県に29店舗、埼玉県に3店舗しかありません。なので全国的にはまだまだ知られていない、秘境の美食というわけです。もつ煮で有名な永井食堂や、ガトーラスクharadaのように全国区になってほしいと願うばかりです。
以上が説明になります。
要約すると登利平の弁当は美味しい!ということです。ぜひご賞味ください。
ここだけの話、私も年に一回は食べてます。」
第4回
青江 「80点です。しかし、今度は味と評判、特に食べさせたいが強くなり過ぎて、以前の香、色が無くなってしまいました。
推敲を重ねると、前の文章が頭に残り、あたかも文章にある錯覚に陥ります。答案でも同じです。読み手は、そんなことは分かりません、最後の文章を初めて読むのですから、気を付けましょう。
五感、価格、食後感にポイントがあることを忘れないで下さい。また、男女共に好きな理由は何でしょう?そして、どこで売ってますか?コンビニ?スーパー、駅?
最後に、なぜ群馬県以外では全くの無名何でしょう?販売方法が特殊なのかなぁ?一体どのくらい売れているのだろうか?と疑問に思いますね?
さぁ、本当にラストと思って完成させない!読み手の友達がイメージしたものが、本物と同じになるような名文で、かつ、買いたい、食べたいと思う宣伝にして下さい。」
野口 「登利平群馬県民誰もが知っているお弁当の老舗。群馬のお弁当と言ったら、登利平かだるま弁当、釜めしぐらいです。
町内会のイベントで昼食として出てくるとみんなのボルテージはマックスになるくらいみんな大好き。上毛かるたぐらい大好きです。
言ってしまえば、群馬県民は「ゆりかごから墓場まで」登利平にお世話になっちゃうんですね。もし登利平を知らないといったら、もぐりと扱われてもおかしくないくらい有名です。数ある商品の中でも最も人気があるのが「鳥めし竹弁当」です。登利平の弁当はおなじみの看板を掲げている店頭に行かないと買えないんです。
スーパーなどには売っていないからこそのプレミア感というのもたまりませんね。
竹弁当の値段はなんと!500円玉1枚!?では買えないのですが500円玉と100円玉2枚あれば買えます!
味はぜひ群馬県に行って、実際に食べてみてください!と言いたいんですが、説明しましょう。お弁当の名前にもありますが、ご飯の上に味のついた鶏肉がのっています。鶏肉一枚一枚は厚くはないのですが、ご飯の上に二重、三重にのっているので、めくってもめくっても全然ご飯にたどり着けないんです。
それはまさに義理人情に厚い群馬県民を表現しているようですね。
パッケージを剥がしてフタを開けた瞬間、芳潤な香りが広がります。
鶏肉は秘伝のタレで味付けされてさており、秘伝のタレは醤油ベースの味になってます。
そして何と言ってもこのタレがご飯にも染み込んでいて黄金色に輝き、、最高においしいいいんです。
ク??。
思わず唸っちゃいます。
忘れてはいけないのが添えてある漬物です。鳥めしが少々、濃い味なので、ワンクッチョン挟んで休憩したいなという時に、素晴らしい働きをしてくれます。
ただ1つ残念なことに登利平は群馬県に29店舗、埼玉県に3店舗しかありません。
なので全国的にはまだまだ知られていない、秘境の美食というわけです。
もつ煮で有名な永井食堂や、ガトーラスクharadaのように全国区になってほしいと願うばかりです。
以上が説明になります。
要約すると登利平の弁当は美味しい!ということです。
ぜひご賞味ください。
ここだけの話、私も年に一回は食べてます。」
第5回
青江 「良く頑張ったね。95点(頑張り分を加味しています)、ほんの少し手を入れました自分の文と比べなさい。3回生は野口君の頑張りと比較をラインしなさい。」
青江 「 登利平(とりへい) 「鳥めし竹弁当」700円
ご飯の上に味のついた鶏肉がのっています。鶏肉一枚一枚は厚くはないのですが、二重、三重にのっているので、めくってもめくっても全然ご飯にたどり着けない!
それはまさに義理人情に厚い群馬県民を表現しているようです。
重厚なパッケージを剥がしてフタを開けた瞬間、芳潤な香りが広がります。肉は醤油ベース秘伝のタレで味付けされてさており、何と言ってもこのタレがご飯にも染み込んでいて、黄金色に輝き最高においしいいんです。
ク-!?!?。
思わず唸っちゃいます。忘れてはいけないのが添えてある漬物です。少々、濃い味なので、ワンクッチョン挟んで休憩したいなという時に、素晴らしい働きをしてくれます。
群馬県民、誰もが知っているお弁当。町内会のイベントで昼食として出てくるとみんなのボルテージはマックスになるくらいみんな大好き。言ってしまえば、群馬県民は「ゆりかごから墓場まで」登利平お世話になっちゃうんですね。もし登利平を知らないといったら、もぐりと扱われてもおかしくないくらい有名です。
ただ1つ残念なことに登利平は群馬県に29店舗、埼玉県に3店舗しかありません。
登利平の弁当は群馬県民には、おなじみの看板を掲げている店頭に行かないと買えないんです。スーパーなどには売っていないからこそのプレミア感です。全国的にはまだまだ知られていない、秘境の美食というわけです。
要約すると、
登利平の弁当は美味しい!。ぜひご賞味ください。ここだけの話、群馬県民である私は、遠く離れた大阪に住みながら、帰省の時に、年何回は食べてます。」
以上